米麹だけで作った本格甘酒(ノンアルコール)
原材料は米麹(山口県産)のみ。山口県産米を100%使用した、手づくりの米麹のみで作った甘酒です。
「甘酒」とは言いましても、これは米麹の力で米のでんぷん質を糖化させたもので、アルコール分は一切含まれていません。このまま長期期間発酵させると日本酒になる(アルコールが発生する)ので、「甘酒」という名前になったのだと思います。
2種類に分類される「甘酒」
甘酒は、大きく分けて
- 米麹(と米、もち米)だけで作られたもの。(光浦醸造のタイプ)
- 酒粕に砂糖を混ぜたもの。
の2種類に分けられます。
- 「米麹(と米、もち米)だけで作られたもの」は、でんぷんの糖化作用にて作られており、アルコール発酵は一切していないためノンアルコールです。米の粒が残っており、(原料)はそのままスイーツ代わりとしてスプーンで食べてもおいしいほど甘いのが特徴です。
- 「酒粕に砂糖を混ぜたもの」は、日本酒を作った際の絞り粕である酒粕に砂糖などを混ぜており、1%未満のアルコールが含まれます。酒粕を使用しているので米粒は残っておらず、さらりとしたすっきりとした味わいが特徴です。(自動販売機でよく見かけるタイプ)
どちらも「甘酒」と呼ばれていますが、味わいは異なり、それぞれ好みが分かれます。
米麹だけで作っており、ミキサーなどにかけていないため、米の粒がたくさん残っています。そのため、飲むというよりはスプーンを使って「食べる」感覚に近いかもしれません。
夏はロックで冷やして甘酒として
甘酒の季語は『夏』です。
天然のブドウ糖がたっぷり入った甘酒は、江戸時代は夏バテ防止の栄養ドリンク剤として飲まれていたそうです。
光浦醸造の甘酒はストレートタイプではなく少し濃いめに作られているため、1.5倍くらいに薄めて飲んでいただきたいのですが、氷に入れたグラスに『甘酒』を注ぎ、しばらく氷を溶かして飲むと美味しくいただけます。
また、冬は1.5倍に薄めてホットにしたり、ホットミルクで割って飲んでいただくとまた格別な美味しさです。
砂糖代わりにスイーツなどにも使えます。
この『甘酒』は砂糖を使っていない天然の甘さがあるので、使い方次第では砂糖代わりにお菓子作りにも使っていただけます。
例えば、パンケーキを作るとき砂糖の代わりに甘酒を使えば、いつもと違った風味豊かで体にやさしいパンケーキができ上がります。是非お試しください。